高知県病院薬剤師会

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会長挨拶

高知県病院薬剤師会 会長
宮村 充彦 (高知大学医学部附属病院 薬剤部長 教授)

 平成30年度の初頭に当たり、ご挨拶申し上げます。
平成30年4月17日に開催された平成30年度高知県病院薬剤師会総会に於きまして、私こと宮村充彦が、高知県病院薬剤師会会長として再任されました。2年の任期でございますが、会員の皆様と協力して良い結果が残せるよう努力して参りたいと思います。宜しくお願い致します。

 さて、我々を取り巻く社会は、日々目覚ましく発展し、医療現場においても、薬物治療法、医療技術、情報処理技術等々、著しい進歩が認められます。一方で、医療費確保における危機的状況、高齢化・少子化の著しい進行、疾病構造の変化、労働力確保難などの諸問題は、医療現場にも大きな影響を及ぼしております。特に、高知県は、高齢化・少子化の著しい進行において全国平均の10年先を行くような現状であります。この様な環境変化の中、病院薬剤師においても、業務内容の変革が迫られ、より高度な薬学的知識に立脚した薬剤業務が求められるようになりました。 高知県においても、臨床薬剤師として活躍が期待される薬剤師の養成が急務であります。しかしながら、高知県は、全国的にも珍しくなった薬系大学が無い県であり、薬剤師の人員確保には苦慮している施設が多いのが現状です。病院薬剤師会も、薬剤師確保について最大限の努力を行っていく所存です。関係各位の御理解、御助力を切にお願い致します。

 少し私見を述べさせて頂くと、近年、さらにチーム医療を充実させるためには、多様性(Diversity)の活用、即ち、医療の質や安全性の向上及び高度化・複雑化に伴う業務の増大に対応するために、多種、多様なスタッフが高い専門性を前提とし、目的と情報を共有し、業務を分担するとともに互いに連携・補完しあい、患者の状況に的確に対応した医療を提供することが重要と考えます。この様な中で、薬剤師が高い専門性を発揮するためには、常にadvancedな探究心を持って薬物療法に接しながら、患者さんのために、薬剤師として成すべきこと、出来てないことを行う努力が重要と考えます。

 最後になりましたが、引き続き、会員の皆様と一緒に、頑張って参りたいと思いますので、更なるご指導・ご鞭撻を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

 

(平成30年5月)